モル

RUNTAN

2014年06月19日 17:25

こんにちは。

浜松天文台横にある小さな照明屋RUNTAN店主の堀内です。

突然ですが、うちにはモルというメスのボーダーコリーが暮らしいます。

暮らし始めたのは今から6年前。

この6年間は病気もなくすくすく育っていたのですが。

さかのぼること2ケ月前。

朝起きてみると、右目が閉じたまま。

目ヤニもひどく固まっている様子。

いつもはテンションが高いのだが、その日はなんとなく元気がない感じ。

結膜炎にでもなったかな?。などと思いその日は安静にさせていました。

次の日もなんとなく元気がなく目ヤニもひどい。

医者にでも行ってみるかな。といつも診察をしてくれている主治医のもとを

尋ねてみました。

軽い気持ちで行ってみたのですがそれが間違いでした。

診察の結果は「先天性緑内障」

平均犬の眼圧は20以下らしいのですが、

うちのモルは右目の眼圧が60以上。

左目も眼圧40以上。

すでに右目は視力を失っている状態。

直る見込みは絶望的で治療方法もなく今は眼圧を下げる薬を投与しまがら

様子を見るしかないということでした。

(家で暮らし始めたばかりのモル









その日から目薬と飲み薬での治療が始まりました。

目薬は計3種類。 5分間ずつ間隔をあけ、計3回投与。

後は飲み薬。 

この薬で眼圧が平均値の20以下に戻ればもしかしたら希望が見えるかもしれない。

そんな期待も持ちながら約1か月。

薬の投与の結果。 左目は眼圧平均値を少し上回るが約25。

右目はやはり改善されず眼圧40以上。

主治医とのこれからの治療方法を相談してみると、3つの方法があるということ。

1つ目は眼球全摘出。

2つめは眼球に直接薬を注射して様子を見る方法

3つ目は義眼を入れること。

一番良い手術方法はどれですか?と尋ねてみると、

やはり、リスクが少ないのは眼球全摘出なのだが、まだ6歳という

若さなので、義眼を入れるほうが良いのでは。ということ。

その日は「少し考えさせてください。」と一旦帰宅。

家族会議。

家族全員がリスクの少ないのが一番良いのだけど、やはり眼球全摘出はかわいそう。

結果義眼挿入ということとなりました。

2週間前義眼手術成功。無事退院できました。

今はこんな感じ 






これから2か月間エリザベスカラー装着。毎日計4回5種類の点眼治療。

あとモルの大好きな草むらでの遊びは厳禁となりました。

もう少し早く気付いてあげれば少しは良い結果だったのかもとと悔やむ毎日であります。

ゴメンネ。モル。



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